東京エレクトロンとアドバンテストは水曜の10月最初の現物取引で上昇し、メモリ製造向けの設備投資に関する両社のコメントが、東京証券取引所の半導体装置サブ指数を押し上げた。9月に装置株が総合商社を上回った流れが続いた一方、保険株がTOPIXを牽引した市場とは性格が分かれた。
受注コメント
東京エレクトロンは国内向け説明会資料で、韓国・台湾の顧客が2027年初期納入予定のエッチング・成膜装置の前倒しを要請していると述べた。正式なガイダンスは据え置きだが、NAND関連ラインの受注残は上半期の鈍化後「計画を上回る」とした。
テスト装置のアドバンテストはDRAM最終検査フロアの稼働率上昇を指摘。前日の利益確定売りの後、高ベータのテック株に再び資金が戻ったとトレーダーはみる。
マクロの逆風と追い風
円は対ドルで数か月ぶりの安さ圏内で、輸出企業の換算益には追い風だが、欧州部品の輸入コストは重い。10年物国債利回りは約3.10%で、金融株はまちまちだった。
取引所の速報では外国人は電機株を2日連続で純買い、国内年金は上昇局面で軽く売り越した。
次の焦点
10月はデバイスメーカーの決算速報が相次ぐ。設備株投資家は、前倒し説を裏付ける設備投資計画か、北米の民生需要の軟化による延期シグナルかを見る。
国内証券2社のアナリストは、テスト・計測株は overweight を維持し、レガシーアナログは中立とし、夏の上昇後のバリュエーション差を理由に挙げた。
補足
本稿はソース欄の公的資料と企業開示を基に執筆した。月次統計の確定で数値が変わる場合はオンラインを更新する。
政策・市場の話題は国会記録や都道府県公報で過去の経緯を確認できる。旅行・医療・決済の予定変更は必ず公式通知の施行日を確認してください。
匿名情報より一次資料を優先し、記者会見で資料が出ない場合は発言を明示的に帰属させ、記録外の推測は避けた。
