ソニーグループの株価は火曜日の前場で上昇し、前日に日経平均株価が7万円台を回復した流れを受けて、エクスポーター株への資金が戻った。為替の円安は海外売上の円換算を押し上げ、ゲーム・エンタメ事業の収益感にもプラス材料とみられる。
アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連が指数を牽引する日でも、ソニーは大型優良株としてポートフォリオの中核に残る。音楽・映画・金融を抱え、ネットキャッシュも厚い。
ハードとソフトのサイクル
秋商戦に向け、小売店ではPlayStation 5の在庫不足は落ち着いたとの声が多い。サードパーティタイトルの出荷が11月に集中し、ダウンロード販売の粗利率改善が期待される。
イメージセンサー部門はスマートフォン向けだが、円安はドル建て契約の円ベース売上を膨らませる。米国株高が続く限り、その恩恵は続く。
金利と為替
植田和男日本銀行総裁は物価の基調を2%付近に固定するため追加利上げの可能性を示した。長期金利上昇は円を支える一方、輸出企業の翻訳益は縮む。決算本番前は、チャネルチェックと為替が日々の値動きを左右する局面だ。
