高市早苗首相は8日の国会答弁で、農林水産大臣の柳本卓治氏が2月の衆院選で自身に反対した市長の自治体へ道路予算を削る趣旨の発言をしたとして「厳重に叱責」したが、辞任は認めなかったと述べた。
発言の内容
柳氏の発言は地方のインフラ予算を選挙結果と結びつけるものとして野党が批判。立憲民主党は参院農林水産委での政策演説を拒否し、委員会が空転した。
高市の判断
公開叱責で済ませれば閣僚入れ替えを避けられるが、野党は辞任を求め続ける。台風復旧で道路予算が焦点になる時期に、農水省の信頼が損なわれる。
農村への影響
被災地の自治体は、補助金基準が政治色を帯びないか不透明さを懸念し、客観的な公表を求めている。
国会日程
野党が委員会を欠席し、農業関連法案がスポーツの日休みをまたぐ恐れがある。自民の地方議員は道路補修は災害評価に基づくと声明し、柳氏の発言との距離を取った。
