サンフレッチェ広島は土曜、京都に3-0で勝ち明治安田J1の首位に浮上した。同日、東京ヴェルディが18分の退場を受けた首都ダービーでFC東京に0-4と敗れた。スポーツデスクの森明日香は、名古屋グランパスが同節柏レイソルに3-1で勝ち、柏の3連勝を止めたことで、水曜の振替戦を前に上位争いが詰まったと指摘する。

広島の印象

須賀大樹が後半に先制し、鈴木彬人と加藤睦樹がサンフレッチェの4連勝を決めた。得失点差で23点・首位に上がり、数時間前の柏の失点を活かした。

大迫剛監督は、京都をロングクリアランスに追い込むプレスの引き金が、後半の中盤リズムを奪ったと評した。

首都ダービーの転換点

危険なチャレンジでの早期退場がヴェルディをFC東京のハイプレスに追わせた。アレクサンダー・ショルツが前半に先制し、マルセロ・ライアン、長倉幹樹、ダニ・ゴメスが後半に加点。東京は5連勝で2位に浮上した。

ヴェルディは今季未勝利のままで、ダービー敗戦はスポンサー監視を一段強める。

名古屋が柏の連勝を断つ

内田崇が名古屋を先制。柏は一度同点に追いつくも、木村優哉と山口祐也が3-1の客勝を確保。柏は首位から落ち、上位は1試合分の差で数クラブが接戦だ。

第11節で何が来るか

水曜は東京が味の素で柏をホスト──好調対傷心の対決──、川崎が神戸と対峙し争い手が広島を追う。天候予報は乾燥で、東京や川崎のようなハイプレスチームに有利だ。

規律とVAR

ヴェルディの退場は中盤付近のハイブーツについてVAR確認の後。コーチ陣は書面謝罪にとどめ試後取材を拒否。Jリーグは危険なチャレンジ増加後にクラブへ制裁エスカレーションを再通知。柏スタッフは中盤の振替日程で疲労が名古屋の速い展開に効いたと語った。

まとめ

第10節後は広島がJ1首位、東京のダービー大勝がヴェルディの規律問題を露わにし、名古屋が柏を峰から落とした。72時間以内に順位はまた動く──今季の接戦パック通りの秋だ。