日本は木曜日、永住許可の申請料を20倍に引き上げ、20万円(約1270ドル)とした。高市早苗首相の下で、長期在留する外国人に対する財政・行政上のハードルを一段と高める動きの中心措置だ。
引き上げは、3か月以下の滞在で1万円から5年以上で7万5000円まで、滞在期間に応じたビザ料金の見直しと同時に施行された。当局は、7月に約半世紀ぶりとなる一般ビザ料金の値上げの後、インフレと為替の変動を反映した調整だと説明している。
値上げ前の長い列
都心の入管では、新料金の適用前に申請を済ませる外国人が並び、数百人が書類手続きを待つ光景が報じられた。永住は短期ビザの更新を不要にし、多くの就労者や家族にとって生活の安定を意味するが、審査は依然厳しい。
永住は参政権を与えないが、税務・職歴・法令遵守の実績を示す申請者に与えられる。入国管理局は書類を綿密に確認する。
所得と日本語試験が来年から
木曜の料金改定は第一歩に過ぎない。2027年4月からは日常会話程度の日本語能力と、世帯所得が全国平均以上であることを示す必要がある。最新の政府調査では平均世帯所得は575万円。年金加入や資産も所得試験で考慮される。
高市は、2025年末時点で外国人住民が412万人を超え、前年比9.5%増の記録を更新した社会で「秩序ある共生」を掲げている。急速な人口構成の変化に不安を感じる国民がいる一方、建設・介護・ITなどで外国人労働への依存は深い。
政治圧力と経済の現実
SNSでは移民批判や福祉・治安に関する誤情報が広がる。野党や経済界は、単純な制限が高齢化社会の人手不足を悪化させると警告する。日本経済新聞は、外国人を一時的な労働力ではなく長期の担い手として扱うべきだと論じた。
料金上昇は即座に資格要件を変えないが、申請の金銭コストを上げ、今後の審査厳格化のシグナルとなる。語学学校や試験の受験者が増えている。
申請者が備えるべきこと
弁護士は、雇用契約・納税・家族登録を数年分整理するよう助言する。法務省は会話力の評価方法の詳細をまだ示していないが、企業が用いる標準試験への準備が進んでいる。
高市にとって10月の措置は、2025年後半の就任後に掲げた強硬路線の前払いだ。国民の不安を和らげつつ必要な外国人材を確保できるか、冬以降の更新統計と企業の採用計画が試金石となる。
