KDDIは水曜、北海道の漁業協同組合向けに固定無線5Gルーターの配送を開始した。廃止予定の銅線から離れ、港の事務所にデータと音声の経路を確保する試験だ。競り価格表示、乗組員スケジュール、安全無線などが対象。
提供内容
屋外アンテナ、室内ルーター、停電時も使える音声アダプターのセット。10月に42拠点を優先設置し、昨年の台風で空中銅線が損傷した町を先にする。岸壁沿いの掘削コストを避け、月額は光纤より抑える。
留萌や稚内の組合は、秋サンマ漁でリアルタイムの入港重量が必要だと述べ、DSL遅延が荷役を止めていたと説明した。
事業戦略
携帯各社は光纤が合わない地域で固定無線を拡販する。KDDIはNTT東の地域光纤と競合し、衛星キットに流れる顧客を抑止したい。
総務省は銅線廃止日程の公表を求めている。KDDIは10月に停電時のバックアップ要件を説明会で共有する。
海上の安全
海上保険関係者はVHF非常通信の代替にはならないと指摘。組合はルーター導入後も手持ち無線を維持する。
投資家向けの収益は小さいが、人口減少地域でのARPU指標として見られる。
補足
本稿はソース欄の公的資料と企業開示を基に執筆した。月次統計の確定で数値が変わる場合はオンラインを更新する。
政策・市場の話題は国会記録や都道府県公報で過去の経緯を確認できる。旅行・医療・決済の予定変更は必ず公式通知の施行日を確認してください。
匿名情報より一次資料を優先し、記者会見で資料が出ない場合は発言を明示的に帰属させ、記録外の推測は避けた。
