筑波大学の科学者は日曜、北米の山火事プルームが太平洋を横断した際に成層圏ダスト濃度が背景の最大4倍まで上がったと記録した気球ペイロードを回収した。データは航空ハザードモデルとJAXAエアロゾルセンサーの校正を磨くとする。打ち上げは大学の讃岐フィールドからで、31キロまで上昇し、銚子以南の太平洋にパラシュート降下した。

計器パッケージ

ゴンドラは光学粒子カウンタと、筑波の電子顕微鏡用アルミスタブにダストを採取する小型インパクタを載せた。GPSテレメトリは通しで動き、漁業巡視船が6時間以内に回収した。速報プロットは、同週にNASAが公表した衛星エアロゾル指数の揺れと一致する2つのダストピークと、その間のきれいな成層圏空気を示す。

なぜ日本で山火事ダストが重要か

北米西部の秋の火事は煙と鉱物ダストを成層圏に入れ、地球一周できる。日本の航空会社は火山と煙のエアロゾルが極ルートの燃料効率とコントレイル形成に効くと気にする。JAXAのEarthCAREはライダーでエアロゾルをプロファイルする。気球のスナップショットは衛星が別時刻通過するときの地上真値になる。

フィールド運用

打ち上げ班は都心上空ではなく開けた海上へ運ぶ西風を3日待った。気象庁と調整し、館野の定時ラジオゾンデと衝突しないようにした。回収ホットラインの学生は2024年の訓練がうまくいかなかった後、沿岸警備のバイリンガル通話を練習した。

次のステップ

研究者は顕微鏡で粒子組成—ケイ酸塩か有機炭素か—を確認後オープンデータを出す。文部科学省助成が更新されれば冬まで月次飛行を望む。住民には見えない科学だが、パイロットと気候モデラーには遠い火事が季節花粉チャートより早く日本の空に現れるまた一つの証拠だ。

教育と outreach

学部生ボランティアが飛行中のSNS更新を担当し、地元学校向けにトラッカー地図を翻訳した。筑波市役所は夜明けに見えた気球についての問い合わせ後、科学カレンダーに打ち上げを載せた。

モデル統合

大学の気候モデラーはダストプロファイルを秋の夕焼けと夜間冷却の地域シミュレーションに入れる。住民はエアロゾル論文を読まなくても現象に気づく。

データ共有

研究者はDOIプレースホルダ付きで大学リポジトリに速報時系列を上げ、JAXAが48時間以内に衛星通過と比較するよう招いた。成田の航空気象はコントレイル計画ブリーフ用にダスト警戒を受け取った。

資金見通し

助成更新は3月までの査読論文出版が条件。学部生は今回のテレメトリから方法論セクションを書き始めている。

回収班は穏やかな海でデッキクレーンリフトを練習し、月曜回収がクリーンルーム返却を遅らせないようにした。