JAXA、京都大学、産総研などのグループは、気球観測実験SMILE-2+のデータで、銀河中心からの低エネルギーガンマ線を幾何学的に画像化したと発表した。

科学的意义

銀河中心の陽電子消滅は511keVの特徴線を持ち、宇宙の元素合成理解の鍵とされる。気球高度とコーデッドアパーチャで大気の影響を抑えた。

次のステップ

後継フライトSMILE-3を衛星ミッションへの足がかりとして準備中。日本がMeV天文学で国際的に主導する事例として、予算審議でも気球プログラムの意義が問われる。

装置の系譜

SMILE-2+は豪州で打ち上げた成層圏気球に載せ、京都で開発したコンプトンカメラで観測した。幾何再構成により背景宇宙線を抑えたとする。

気球予算はH3ロケットと競合するが、Nature掲載は次年度予算要求の材料になる。