宇宙科学研究所の研究チームは火曜日、かぐやの近赤外スペクトルデータを再解析し、SLIMが2024年に着陸した緯度付近で、永久影に閉じ込められた水氷に一致する吸収を示す領域を更新したと発表した。SLIM自体は氷を直接測っていないが、着陸精度と将来の資源探査を結ぶ示唆がある。
データの流れ
かぐやは2007〜2009年に月を観測した。新しい解析ではノイズ除去と太陽風補正モデルを適用した。
中緯度の氷
極地の永久影は電力と通信が厳しい。中緯度の小さな影には、太陽光パネルから短距離でアクセスできる可能性がある。量は平方メートルあたりごく少量だ。
SLIMの位置づけ
SLIMは数十メートル精度の着陸を実証し、2025年に本運用を終えた。航法データは後続ミッションに引き継がれる。
限界
軌道データはドリル採取に代われない。ローバー予算は地球観測と競合する。
まとめ
かぐや再解析はSLIM着陸帯近くの影氷候補を示し、精密着陸と揮発分探査を結ぶ科学的根拠を足した。
