東京の5区は火曜、双方がマイナンバーカードを持つ夫婦の婚姻届をオンラインで受け付け、区役所は押印のため1回だけ来庁する方式を拡大—シルバー週の式前に仕事で別都府県に住むカップル向けの試行だ。

対象区と手順

新宿・世田谷・中野・江戸川・文京は、デジタル庁の認証アプリと3か月以内の戸籍謄本PDFで共同申請を受ける。職員が2営業日以内に審査し、民法で要る署名と公印のため来庁日を1回予約。

法務省は2025年通知で窓口往復削減を奨励。成年の証人2名は最終段階で依然必要だが、世田谷は8月のビデオ証人試行を他区に広げる。

恩恵を受ける人

東京と大阪・仙台などで別居勤務のカップルは、届出のために休みと旅費を浪費していた。横浜のエンジニアは昨年、式場の頭金期限に合わせて新千歳と往復8万円使ったとInfoHandleに語った。

在留カードの外国人は署名と入国印の整合が未整備で完全オンライン不可—国際カップルは10月まで予約が埋まる対面相談へ。

セキュリティ

デジタル庁は顔認証で代理申請を抑止するが、弁護士は強制結婚の懸念を指摘。区は年齢差や同一IPの再申請にフラグ。新宿は8月試行で氏名不一致2件を拒否。

プライバシー団体はPDFの保管期間を問い、区は48時間で全国登録へ移し30日でローカル削除と答えた。

シルバー週

式場は敬老の日前の届出増を見込む。世田谷は9月24日まで夜間枠、江戸川はコンビニ印刷で誤字修正を可能に。

23区全域ではない—どちらも住民でない区への届出は住登特例が必要で、フォームは未対応。

次の段階

都は2027年度までに電子戸籍と連動した統一ルールを目指す。今は5区だけが「3回ではなく1回の役所」という約束を、式のカレンダーに追い込まれる二人に提供する。

式場への波及

ホテル宴会部はオンライン事前受理の控えを契約書に追記し、昨年の金曜区役所混雑でリハーサルディナーを逃した事例を減らす。ブライダル誌は各区ポータルへのQRを掲載。写真家はスキャン前の漢字表記の確認を依然勧める。