元自動車サプライチェーン技術者が立ち上げた名古屋のMicromo Mobilityは、愛知県と名古屋市と3年契約でJR駅前広場と隣接オフィスタワー前に420台のドック型電動アシスト自転車を配置した。金曜公表の契約要約と自治体モビリティ担当への取材による。
配置場所
第1期は名古屋駅桜通・大須口、金山駅の多モーダル広場、栄の地下鉄乗換——既存シェアポートが名鉄カリテコとOpenStreetのCharichariのマニュアル車が集中する地点。Micromoのドックは坂と郊外製造オフィスへの長距離ホップ向けモーター付きフレームを追加し、通勤鉄道が直結しない。
市は2025年開始の統合シェアサイクルWebマップ——全オペレーターのポートを集約——を補完と説明。MicromoデータはAPIでマップに供給し、利用者は他社と並べてバッテリー・空きドックを比較できる。
ビジネスモデルと料金
最初15分220円、追加1分15円、1日上限1800円——短距離を複数回するオフィスワーカー向け。名古屋クロスコートとセンチュリートヨタビルの2地主がテナントの駅前広場横断通勤向け電動アシストを要請し、法人アカウントでタワー地下のドックブロックを予約可能。
Micromoは2026年春に名古屋系ファンドと物流REIT主導で6億8000万円のシリーズA。県契約は立ち上げ期の最低ドック料を保証し、前払いフレーム購入の資本リスクを下げる。
政府が4社目を後押しした理由
名古屋交通計画2030はコアの車を減らし歩行者を増やすラストマイルを重視。計画担当はマニュアルシェアが駅周辺の違法駐車を既に減らしたとし、電動自転車は夏の湿度で汗をかけたくない通勤者の圏を広げる。愛知補助は電動ドックの土木——充電キャビネットはCharichariの機械式より重い配電工事を要する。
安全規則は歩道20km/hのジオフェンスと、GPSで混雑プラザゾーンではモーター自動停止。ヘルメットは提供せず、警察の持参推奨に沿うマーケ。
既存事業者の反応
カリテコとCharichariは価格戦争へのコメント控えめだが契約は非独占のままと指摘。Micromoはレガシードックが充電非対応の場所では指定ハイブリッドポートのみクロス返却。カリテコ運営の名鉄協商は2027年自社フリートアップグレードでMicromo電池ライセンスを検討。
地元タクシー組合は公補助の不公平で定例抗議。県は排出目標とシルバーウィークの地下鉄混雑を理由に反論。
運用展開
10月から120台で設置開始。2月の製造見本市シーズン前に全420台——外国人が栄ホテルを埋める前に完了。笹島ライブ駅近くに夜間メンテデポ、2025年私有オフィスプラザでの実証から学んだ通勤パターンで予測交換。
フレームは中置きモーターでドック充電5年想定。電池交換は現場ではなくデポでプラザ配線を単純化。保険会社はGPS盗難追跡と遠隔モーター停止を県署名前に要求。保険料は別の乗客追加料ではなく利用料に込む。
名古屋工業大学の研究者は匿名化トリップデータで久屋大通の電動自転車レーンがバスバンチングを減らすか研究。Micromoは四半期ごとにODヒートマップ共有。金山駅近くの小売はアーケード向きドックをロビーし、市が高い家賃オフセットで2ポート獲得。
ピークドック利用率70%超なら、リニア中央新幹線工事の作業員シャトルに結びつけ600台拡張が契約で許可。名古屋スタートアップシーンにとって、モバイルゲーム看板ではない希少な自治体アンカー契約——路上ハード、乗車連動収益、通勤鉄道溢れを新駐車場なしで肩代わりできるかの目に見える試験。








